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誕生仏
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・釈尊 ・仏像 ・天上天下唯我独尊
・摩耶夫人 ・ルンビニー園 ・花御堂
・釈尊降誕会 ・花祭り |
誕生仏は、釈尊の生まれたときのすがたをあらわした仏像です。可愛らしい子どものすがたをした釈尊が右手を上げ、左手を下げています。
釈尊は、生まれてすぐ七歩あるき、右手で天を指し、左手で地を指して「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」といったと伝えられています。
この言葉は、実際には、釈尊が悟りを開いたのち、ベナレスへ行く途中、ウパカという青年に説いたといわれています。それは、この世の中で自分自身が最も尊い、という意味です。それはまた、この世に生まれてきた私は、かけがいのない尊いいのちである、とも解釈されます。
釈尊は、摩耶夫人が出産のために実家へ帰る途中、ルンビニー園で生まれたといわれています。そのとき、釈尊の誕生を祝福するために、天の神々は歓喜して花を降らせ、多くの人たちはルンビニー園を花で満たしました。そして、天から九頭の龍が現れて、甘い恵みの雨を注ぎ、それを釈尊の産湯にしたと伝えられています。
その伝承にちなんで、花で飾った花御堂(はなみどう)と呼ばれる小さなお堂をつくり、その中に幼いすがたの誕生仏を置き、甘い香りの水を注ぐようになったのです。
日本では、四月八日を釈尊誕生の日として、釈尊降誕会の行事が行われます。花御堂の中に水盤を置き、甘茶を満たし、中央に誕生仏を置きます。そして、甘茶を柄杓で誕生仏の頭上から注いで、釈尊の誕生を祝福します。釈尊降誕会は、潅仏会ともいわれ、花祭りともいわれています。
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